現在地:トップページ > 過去の研修会 > 薬剤師のためのコミュニケーションデザイン研修会

『薬剤師のためのコミュニケーションデザイン研修会』レポート

  • 開催日:2007年09月09日(日)
  • 開催場所:福岡県中小企業振興センター

研修内容

健康心理学に関する新進気鋭の専門家をお迎えして開催しました。薬剤師のコミュニケーションというと、どうしても、「○○スキル」と分類されるものが多いのですが、本来のコミュニケーションには、そのスキルだけでない、もう少し深い理解が必要と常々感じていました。今回の研修会では、そのもやもや感が氷解するような瞬間が何度もありました。 また、最初の予想では、患者さんとのコミュニケーションだけの内容になるのかと思っていたのですが、実際は、人間関係全般に及ぶもので、初任者のみならず、管理職、マネージャー、経営者にとっても非常に有用なものでした。 受講者のアンケート結果も非常に良く、次回以後も、継続して開催したいと感じました。

研修風景

会場は、非常に駅前のきれいな施設でした。会場の広さも申し分なく、とても快適でした。研修は、講義の後、ワークショップが二班にわけて行われました。

各班ともに、活発なディスカッションが行われ、受講生の反応も上々でした。

受講者の声

  • 対患者対応だけでなく、普段の自分自身の問題解決にも役立つ研修であったと思います。日頃、無意識のうちに今回の研修と同様の方法で問題解決にあたっていたケースもあり、自分自身の頭の 引き出しの整理に役立ったかと思います。
  • 初めてコミュニケーションの研修会を受講しました。とてもレベルの高い内容を様々なレベルの薬剤師に合わせることのできる貴重な研修会だと思います。(平井先生の講義が素晴しかったのでしょうか。)今回の研修会の肝であるブレーンストーミングの議題を設定し直すことで管理職から新人研修まで色々と使えると思います。
  • 自分自身、普段の業務・生活の中よくわからないままモヤモヤと不満や不安感を持つことがありますが、特に解決することもなくなんとなくで忘れていくか消化不良起していることがありました。今回の研修でそういった状態での解決の上手な方法を学べたと感じます。今後は他の事でも生かせていけたらと思います。
  • 皆さんのいろいろな考えを聞けてとても参考になりました。解決策のメリットとデメリットを考えて、メリットの多い方を選ぶというやり方はより効果的な解決法を見つける意味でよいと思いました。業務以外にもゆきづまった時には参考にさせてもらいます。
  • 日常業務に関する悩みを皆で出し合うことで、自分だけでなく同じような悩みを持っていることが分かりました。貴重な研修内容でしたので、日常業務を改善するとおおげさに考えてしまうのですが、些細な事でも自己分払をすることから始めてみようと思いました。参加させて頂き、有難うございました。
  • 自分が考えていたような「コミュニケーション講義」ではなく最初から戸惑いました。でも講義を聞くにつれて漠然と過ごしている日々に気付きショックを受けました。患者さんも必ず何かしら問題を抱えて来局されるので、ただ薬を渡すだけでなく、その問題解決に向けてどれだけの力になっていけるかが大切だと思います。また、本日の講義は自分自身の人生に使えるスキルなので問題に直面した時に、習った手法を使い解決の方向へ向かいたいと思いました。今までにない薬剤師の研修会でとても新鮮でした。
  • 考えを具体的に文字にする事が、問題解決への一歩になると思いました。
  • 日頃から抱えている不満や疑問を段階的に解決できるいい機会になったと思います。それらの解決策をステップ式に根本から考えていくと「なぜこんなことを」と思っていた指示などがまさに解決策の数々でした。「目からウロコ」でした。良好なコミュニケーションを得られるようにするには、まず自分を見つめ、 自分を変えていくことが重要と気付かされました。明日から小さなことでも毎日自分を変える努力を続けていこうと思います。自 己啓発の良いチャンスを与えていただき感謝しております。本当に有難うございました。
  • コミュニケーションデザインという事でグループディスカッションの時間が設けられていた時は、症例を挙げてのケーススタディーが中心だろうと思っていたが、そうではなくコミュニケーションデザインの概略を講演していただいた後は自分達の困っている事を問題としてその目標設定から解決策の提案、それについての評価をしていく作業は非常に新鮮なものだった。業務への活用も含めて今後の意識の中心にしたいです。
  • メタ認知という概念がとても興味深かったです。自分の心の動きを客観的にとらえてみて明日からの業務に生かしていきたいと思います。
  • 講義内容は、新しい考え方(心理的)を学べてよかった。グループワークでは、この講義内容を生かしたグループワークであったかどうか少し疑問に残った。それは、実際慢性疾患患者の心の問題を講義として聞いたのであるから、臨床で生かせるようなグループワークの方がよいのではないかと思った。グループワーク内容が、一般的なファシリテーションスキルの問題解決と同じように思えたことが残念だった。
  • 他の薬剤師のアイデア、悩みが聞けて参考になりました。ディスカッションが楽しかった。コミュニケーションで問題解決に原因をあーだこーだ考える事がプラスにならないと分かり衝撃を受けました。
  • コミュニケーションということで、日頃からちょっと気にかかっていたテーマでした。日頃の投薬業務でも会社内でもそうですが、自分自身が困ったと問題点に対して対処していっているつもりだが、うまくいかないことが多かった。今回の研修を受けて考え方の順番が整理できたことが一番よかった。また日頃問題点を考える時、デメリットを先に考えて対策案を却下してしまうことが多くあったが、まず何も考えず対策を挙げてみてそこから考えていった方が結局時間もかからず、よい案にたどり着きやすいのだということが体験できたので今回の研修を受けることができて良かったです。
  • セミナー一覧へ戻る
  • 講習内容を見る
会員サポート
メンテナンス情報
障害情報
お気軽にお問い合わせください。
TEL: 06-6136-5340
FAX: 06-6136-5341
お問い合わせ
資料請求
薬剤師あゆみの会
〒530-0001
大阪市北区梅田1-3-1
大阪駅前第1ビル4階1-109号

薬剤師 あゆみの会スタッフブログ


薬剤師 あゆみの会スタッフブログ